クラミジアの治し方ガイド【誰にも言えない】悩みを解決
性器クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマチスという細菌に感染することで発症します。
正しい治療方法を知るためには、まずは病気そのものを理解しなければなりません。クラミジアについて知り、感染してしまった時の対策を考えましょう。
クラミジアは最も一般的な細菌性感染症【驚異の感染力】
クラミジアの感染力は極めて高く、1度の性行為でうつる確率は、50%以上と言われています。
厚生労働省のクラミジア感染者数の報告によると、平成28年度の感染者総数は、約2万4000人。
この数値は、淋病・ヘルペスの3倍、尖圭コンジローマの5倍の患者数となり、日本国内で最も多い性感染症です。
クラミジアは、性行為が盛んに行われる10~20代の若者を中心に多く発症します。
2007年に高校生に行われた調査・女子高生は13.1%、男子高校生は6%が感染しているという結果が出ています。
日本国内では、100万人が感染していると推測されており、その中でも女性の感染者数が多く、男性の6倍近くといるとされています。
クラミジアに感染する原因は3つの性行為
クラミジアは、基本的にセックスなどの性行為でしか感染しません。性行為によって粘膜同士が接触することで、感染します。
また、オーラルセックスやディープキスによって、喉にクラミジア菌が感染する【咽頭クラミジア】を発症する恐れがあります。コンドームの着用が有効な予防法とされています。
- クラミジアが感染する性行為
- セックス(本番)
- オーラルセックス(フェラチオ・クンニリングス)
- ディープキス
クラミジア・トラコマチス菌は、非常に弱い細菌で、細胞の中でしか生きることができません。なので、プールや食器などの共有など、粘膜の直接的な接触以外では、感染しないと考えられています。
クラミジア感染者の半数以上は症状があらわれない
クラミジアに感染した半数以上の男女には症状があらわれません。
症状があらわれたとしても、男性は排尿痛や尿道の違和感など、女性は生理不順と似た症状で、激しい痛みを生じるような症状が出ることは少なくなっています。
男性は尿道の違和感
男性がクラミジアに感染したときの主な症状には、尿道から膿が出る、尿道のかゆみ、軽度の排尿痛などがあります。
“尿道から膿が出る”みたいな症状であれば、すぐにわかるのですが、それ以外の症状は大きくあらわれないため、見落とされがちです。男性の5割の方に自覚症状がないといわれています。
女性の8割は自覚症状なし
女性がクラミジアに感染したときの主な症状には、おりものの異常、下腹部の痛み、セックスの時の痛み、不正出血などがあります。
女性がクラミジアの症状に気づかず放置すると、卵管妊娠や不妊症など妊娠にも影響します。女性の8割は、自覚症状ないといわれており、細心の注意が必要です。
病院でクラミジアの検査を受ける
クラミジアの発見が遅れて、放っておくと症状が悪化し、最悪の場合、男性だと精巣や前立腺で炎症を起こし、精子が作られなくなることがあります。
女性だと卵巣や子宮で炎症を起こし、流産・早産・不妊症になる可能性があります。なので、クラミジアを早い段階で発見するためにも検査は大切です。
尿や膣分泌物からクラミジア菌を見つける抗原検査が行われる
病院で行われる検査は、尿や膣分泌物を採取して、その中から細菌を見つける抗原検査が一般的となっています。男女どちらも痛みを感じることは、ほとんどありません。
抗原検査は、現時点でクラミジアに感染しているかの有無を判定できるので、非常に優秀です。
病院で検査を受けるなら、男性であれば泌尿器科、女性であれば産婦人科、どちらでもいける性病科を受診しましょう。
検査前に症状が出ていなければ、原則、保険は適用されません。
また、検査前に症状が出ていても、病院によっては、保険が適用されない自由診療しか行っていない所があります。
感染から3日後から受けれて最短で即日に結果がわかる
クラミジアの潜伏期間は約1~3週間です。
ですが、クラミジアの検査を受ける適正なタイミングは、感染したと疑われる性行為をした日から数えて、3日後です。3日経てば検査することができます。
感染したと思われる日から、すぐに検査を受けても正しい結果を得ることができません。それは、感染したどうか判断するために必要なクラミジア菌の量が少ないからです。ある程度増殖しなければ正しく検出できません。
検査結果がわかるまでの期間は、最短で即日、長くても1週間程度と考えておきましょう。
クラミジアの治療方法は1つ!抗生物質によって細菌の増殖を防ぐ
クラミジアは、正しい手順で治療をすることにより、完治させることができます。
クラミジアの治療方針は、抗生物質の抗菌作用で、体内に侵入した病原菌(クラミジアトラコマチス)の増殖を抑えることです。
医療機関で主に処方されるのは、たった1回の服用で治療できるマクロライド系の抗生物質であるジスロマックとなります。
抗生物質を飲んだ後、検査をして陰性反応であれば、完治となります。
このように、性感染症の中でもクラミジアの治療方法は確立されています。

